土地は「一括」売却した方がいいってホント?

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「相続税支払分だけ土地を売却したい」と土地の「一部」買取について、お客様から相談されることがあります。

土地を「一部」だけ売却すると、残った土地の価格が下がる場合があることをご存知でしょうか。
今回は、土地の「一部」売却についてご案内したいと思います。

土地の「一部」売却をしても、残った土地の価格が下がらない場合

例えば、四角形で一面しか道に接していない土地があったとして、土地の半分を売却すれば、相続税を支払えるとします。
一番いいところを残したいと思い、道に接しない土地と道に接している土地に分けた場合、当然ながら道に接しない土地に買い手は現れないでしょう。

四角形で一面しか道に接していない土地を「一部」売却する際には、道に接した土地を含んだ「一部」の土地を売却することにしましょう。
そうすれば、残った土地も道に接しているため、「一部」売却の影響はなく土地の価格は下がらないでしょう。

土地の「一部」売却をしたら、残った土地の価格が下がる場合

「例えば、四角形の角地で、土地の半分を売却すれば相続税を支払えるとします。
角地なので、二面が道に接することになりますので、どう分けても、一面しか道に接しない土地と二面が道に接する土地にしか分けられません。
※利用しにくい三角形やL字形にすれば別ですが。

一般に、一面だけが道に接している土地より二面が道に接している土地の方が価格は高くなります。
二面が道に接した土地を売却した場合、相続税を支払うことができますが、残った一面だけが道に接した土地の価格は下がります。
その理由は、元土地が、二面の道に接した土地の価格だったからです。

では、一面だけが道に接した土地を売却した場合はどうでしょうか。
「土地の半分を売却すれば、相続税を支払うことができる」前提は、二面が道に接した土地の価格を基準にしているので、一面だけが道に接した土地(元の角地の半分)を売却しただけでは相続税を支払えません。

このように土地の価格は現状の環境を含めての価格のため、土地の「一部」を売却した場合、残った土地の価格が下がることがあります。

土地は「一括」売却が一番

土地を分割して売却した場合、土地の価格が下がることがあっても、バブル期のような地価高騰がなければ価格は上がることはないでしょう。
 トータルの価格で見れば、土地は分割せずに、「一括」売却した方が「得」になるでしょう。
土地は分割が非常に難しい資産です。分割が難しい故に相続トラブルの原因になる可能性もあります。

土地に対して色々な想い出があると思いますが、相続トラブルで嫌な想い出に置き換わる前に、ランド・フリーダムにご相談ください。
ランド・フリーダムは、大阪府寝屋川市・交野市・枚方市を中心に関西全域で20年以上、不動産の直接買取・不動産開発などの不動産業を営んでおります。

専門家として、他社には無い独自の豊富なノウハウを用いて、不動産の売却をご検討中のお客様の気持ちに寄り添ったご提案をいたします。

 

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