誰も住まなくなった実家が傷む3つの理由

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「人が住まない家は傷むのが早い」という話を聞いたことはありませんか?

感覚的になんとなく「そうなんだろうなぁ」と感じるところはあると思いますが、実家が傷む原因について考えることは少ないでしょう。

今回は、誰も住まない実家が傷む理由をお話します。

1)湿気が実家を傷つける。

誰も住まない実家の玄関や窓はしっかりと戸締りされています。防犯上、雨戸やシャッターなどで締め切っている場合もあるでしょう。

締め切った実家は、換気されることもなく空気が動かない状況です。

その空気が動かないことが原因でなく、家の中の湿度が高くなることが問題なのです。

梅雨や夏など湿度が高くなる時期は、しめきった実家の中でも湿度はかなり高くなります。

湿度が高くなると、カビが発生したり、木が腐ったり、ダニも発生します。特に畳などは傷むのが早く、より一層実家を傷めることに拍車をかけるでしょう。

人の出入りがないと、換気がされず湿度が高くなることが実家を傷めることになります。

2)「水」を使わない。

「水を使わないって?」と思われるかも知れませんが、台所・洗面所・トイレなどの「水回り」のことです。

前述の湿気より「水」は直接的な問題に直結します。

誰も住まなくなると台所・洗面所・トイレを利用しなくなりますので、排水管の中にある水が長期間動かなくなります。

水が長期間動かなくなると、排水管が錆びる原因になり、錆が排水管を腐食させます。

腐食した排水管から水が漏れ、漏れた水が床下などに染み込むと、白アリなどが発生し実家の基礎部分に大きなダメージを与えることになります。

基礎部分にダメージがあると家屋が傾くなどのトラブルが発生する原因になります。

台所・洗面所・トイレなどに水を流さないことが実家を傷めることになります。

3)掃除をしない。

「なぜ?」と考えられるかもしれませんが、人が住まないため害虫やネズミなどの住処になりやすいのです。

害虫やネズミなどが住み付くと、糞や死骸なども溜まります。糞や死骸はより多くの害虫やネズミなどを呼び寄せます。

また、ネズミが住み付いていると電気の配線をかじり、漏電から火事が起こる可能性もあります。

誰も住まない実家を傷めない方法は?

誰も住まない実家を少しでも傷まなくするためには、定期的に訪問し「換気」「水を流す」「掃除をする」ことです。

例えば、1ヶ月に1度程度実家に帰り、実家の大掃除ができれば誰も住まない実家を維持することができるしょう。

しかし、1度や2度なら誰も住まない実家に帰って大掃除もできると思いますが、長期間にわたり継続することは難しいと思います。

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