隣人に土地を売るのはかなり難しい!!!

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「売れにくい土地を隣人に売却する」話は、よくある話だと思います。

土地の現状をわかっている人に土地を売却するのは、スムーズに話が進むと思われがちだからです。

ですが、話がスムーズに進むのと、実際に売買の交渉や手続きが進むのは少し違います。

今回は、土地を隣人に売ることが難しい理由を説明したいと思います。

適正な価格での売却が難しい

土地を売りたい方は「なるべく高く売りたい」、買いたい方は「なるべく安く買いたい」と思うのは誰でも同じです。

一般的に「高く」「安く」のバランスを取るために、適正な価格を不動産会社などの専門家に提示してもらいます。

ですが、隣人に売れない土地を頼み込んで買ってもらうようなケースでは、「お願い」しているという立場なので、適正な価格で買い取ってもらうことは難しいでしょう。

そもそも、専門家を媒介していないため、適正な金額を算出することも難しいでしょう。

売主・買主共に、土地の適正な金額も分からず、相場よりかなり安い金額での売却をせまられることになります。

法律の手続きが難しい

隣人との売却金額の合意ができても、土地の売買手続きはまだ終わっていません。隣人と合意した内容を「売買契約書」にまとめる必要があります。

法律に詳しくない人が「売買契約書」を作成するだけでも難しいですが、より難しくしているのが「契約不適合責任」です。

「契約不適合責任」は、「瑕疵担保責任」の中身がブラッシュアップ(制度の整理・追加)され、2020年4月施行の民法改正で、大きく変わりました。

「契約不適合責任」とは、売主が種類、品質又は数量に関して契約の内容に適合しない目的物を引き渡した場合の売主の責任をいい、「瑕疵(かし)担保責任」よりも売主が追及される責任範囲が広くなりました。

売主は十分にリスクを理解して、売却する土地の状況・契約の条件をしっかり書いておく必要があります。

不動産の専門家や法律の専門家でない限り、「契約不適合責任」を適切に反映した売買契約書を作成するのは難しいでしょう。

隣人に売却する前に

隣人に土地を売却するのは良いアイデアのように思えますが、個人間の取引になるのでトラブルとなる要因が多く隠れています。

売った後のトラブルや買った後のトラブルを避けるためにも、個人間での土地の売買は控えた方がいいでしょう。

隣人に土地の売却の話をする前に、ランド・フリーダムにご相談ください。

ランド・フリーダムは、大阪府寝屋川市・交野市・枚方市を中心に関西全域で20年以上、不動産の直接買取・不動産開発などの不動産業を営んでおります。

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