相続した実家は財産として持っていたほうがいい?それとも売ったほうがいいの?

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誰も住まない実家を持っていてもメリットはほとんどない。

ご両親が戸建て実家を所有しており、ゆくゆくは戸建て実家を相続するという方も多いでしょう。

相続した実家には思い出もたくさん詰まっていると思いますが、そのまま所有していたほうが良いのか、売ってしまったほうが良いのか悩むところでしょう。

しかし残念ながら、誰も住まない実家を維持するメリットはほとんどありません。

別荘として利用??

生まれ育った場所でもある実家を定期的に別荘として利用できるのではないかと考えている方もいるかもしれません。

親が存命している間、帰省していた実家に会いたい親族がいなくなると訪れなくなってしまう可能性の方が高いと思います。

別荘化した実家にたまに帰った時には、何ヶ月もメンテナンスしていない事により劣化や故障で急に使えないといった事も起こりうるでしょう。

本当に実家を別荘として利用できるか、今一度考えてみてください。

実家は将来の資産になる??

たまたま、実家の場所によっては国で買取になり高速道路ができる場合など、お金になる場合もあります。

それは稀な話であって、たいていの実家は資産となるどころか、段々と家が古くなっていき家の価値が下がってしまいます。

リモートワークが浸透し働く場所にとらわれない現代、土地の価格が高騰することも考えにくいのが現状です。

売りたい時に今よりも安くでしか売れない状況が世の中で起きていて、後悔してしまうかもしれません。

実家が空き家になると問題に??

空き家等対策特別措置法というものがあるため、そのままずっと空き家を放置されていると過料が科せられる場合があります。

せっかく資産になると思っていた実家を持っていたばかりに、逆に費用がかかります。

固定資産税の優遇処置などもなくなるため、支払いは増えるばかりです。

実家の庭を放置していると、土地の木々などが隣の家まで伸びていき、迷惑をかけてしまいご近所問題に発展する可能性もあります。

実家は売ってしまったほうがメリットは多い

実家を売却すると、税金固定資産税などがかからなくなるので、余計なお金を支払う必要がなくなります。

さらに、庭の手入れや建物のメンテナンスをする必要がなくなり、ご近所トラブルも発生しないでしょう。

ほかにも、相続人が兄弟などほかにいる場合、実家を売却し現金を兄弟で分けた方が相続トラブルになる可能性も低くなります。

戸建て実家は一見プラスの財産に見えるため、そのまま所有していたほうが良いように感じてしまうかもしれません。

しかし、住む人がいないのであれば、相続して持ち続けてもそんなにメリットがないので売却を検討してくだい。

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